即金規制明け&ギャップアップ(GU)狙いのIPOセカンダリー リターン☆4 リスク★2 | とーしがあればいーのだ♪

即金規制明け&ギャップアップ(GU)狙いのIPOセカンダリー リターン☆4 リスク★2

IPOセカンダリー

株を始めて少し経つと、IPOセカンダリーに上手に波乗りしたいと思うものですよね?
そんなことは可能なのでしょうか?
僕としては可能ですと言いたい所ですが果たして。

銘柄選別。

IPO銘柄をなんでもかんでも波乗りキメルのは、それはもう昼日中銘柄の値動きを監視してやり取りするデイトレの世界です。
ここではもう少し緩やかにことを成す方向で進めます。

今までの経験を生かして、良さそうな銘柄を良さそうな初値で買って、売りぬける。
結構運否天賦?
ここではもう少し機械的にことを運べるような方法を目指します。

ちなみに7800アミファや7681レオクランの初値買いを当てるようなことはできませんので、あしからず。。。

第一条件、公募価格の2倍以上で初値がついた銘柄。

まず、公募価格の2倍以上で初値がついた銘柄をさわります。
そういうA級銘柄の方が値動きが軽く、GUを狙いやすいわけです。
まぁそもそもそれだけ売り出しが少ないから初値2倍以上つくわけで。
本当に需給たるやですね。

第二条件、決算情報で最新予想の対前期増減率が全て30%超え。

次にIPO銘柄の会社HPには、だいたいIPO当日にIRができています。
そのIPO当日のIRにある決算情報を見に行きましょう。
直近の例で、4450パワーソリューションであればこんな感じです。
本番はIPO当日に会社HPのIRから決算PDFを拾って下さいね。

この決算情報の最新予想の対前期増減率が30%を超えているような銘柄を触りましょう。
1枚目の左側、2019年12月期(予想)で、売上高・営業利益・経常利益・当期(四半期)純利益が全て30%を超えているような銘柄です。
う~ん、最低でも20%超えは欲しいところ、もっとリスクを取れる・取りたい方は20%超えでも。

1つだけ%が低いなんてこともよくあります。
例えば当期(四半期)純利益だけ10%とか。
そういう場合は決算情報の下の方まで読みに行って、だいたい理由が書いてあるのでその理由に納得できたらOKとします。

第三条件、即金規制明け。

上記2つの条件に加えて、付け加えられるなら、即金規制明けを狙います。

IPO銘柄は初値が2日目までずれこむことがあります。
値段が付かないので初値を抑えるために、即金規制が入ります。
2日目は現物での取引しかできません。
信用取引×。

信用資金が入らず、2日目の初値が抑えられる傾向にあります。
現物余裕があるならこの条件も込みで仕掛けたいですね。
信用取引ができるようになる3日目にはボラが騰がるからです。

仕掛け方。

第三条件まで満たした銘柄は14:00から監視します。
即金規制明けの銘柄は14:30までに陽線引けしそうか見極めて買いに入ります。
即金規制明けは騰がりやすいということは結構知られていることなので、あれよあれよと15:00に向けて騰がっていくことがあるので乗り遅れないようにしましょう。
14:30までに決断するのです。

【即金規制が明けたらいつだって下記の条件】
第二条件までの銘柄は15:00ちょっと前に陽線引けしそうかどうか判断して引け買いします。

つまり陽線引けする銘柄を買い、オーバーナイトするのです。
そのオーバーナイトリスクを負い、GUを狙います。

手仕舞い方。

損切り。

逆指値で昨日の引け値1Tick(1円だったり5円だったり10円だったり。)上で置いておきます。
うまくGUして上離れしなかった場合の、手数料分掠め取るためです。

その逆指値にも一日引っかからず陰線引けすることも時にはあります。
怖いこわ~いギャップダウン(GD)でそのまま下へですね。
そういう銘柄は縁が無かったのだとあきらめ、陰線引け値でさっさと決済しましょう。

このGD時の陰線引け値での損切りがしこたま大事です。
株は100戦100勝とはいきません。
トータル(年単位)で勝ちを収めるにはこういう負けを持ち越さないことです。
IPOのセカンダリーですから上への加速もありますが、下への下降もまたエグいものがあります。
そうしてある閾値を超えるとお祈りモード突入、自分では絶対損切りできない値段まで落ちて、見事塩漬け株の爆誕です。

そうなる前に、きちんと損切りして次の機会に向かえるようにしてください。
GD時の陰線引け値での損切り、徹底してください。

いいですか、損切りしないと今そこに見える陽線引けチャンスに、ためらってベットできない自分がいることになりますよ?
「見えてたのに。」
「乗っかってれば。」
株で一番やってはいけない、たらればの世界へ迷い込むことになりますよ?
絶対損切りしてくださいね。
絶対ですよ、絶対。
次に取り戻すんだと気合いの損切りですよ!

利確。

GU始まりで、一日逆指値にも引っかからず、見事陽線引けして終わりました。
この後の利確はお好みで。
逆指値は安全のため、置きっぱなしにしておいてください。
ご自分の利確ルールまで、逆指値を安全弁に利を伸ばしてくださいね。

3回連続陽線の時、その3回目陽線引けで売る。(陽線3連続は騰がりすぎ。)
3回連続陽線の時、翌日終値の↑↓3%でOCO注文。(↑同。)
陰線が2回続いたら、翌日寄成売り。(陰線2連続は終わりの合図。)
ぐっとがまんして頂上を少し下り始めたところ(と見えるところ)で売り。(上への力の弱まり。)

等々利確はアレンジください。
買いは技術、売りは芸術と言われる所以ですねぇ。

あと、GUしたが逆指値に引っかからないぐらいには落ちて陰線引けしたという場合。
それもあります、陰線引けしそうなその引け値で一旦売りましょう。
陰線という事実を重く受け止め、いくばくかの利で逃げましょう。
次の陽線引けを目指して。

あとは10営業日後くらいまで繰り返し。

IPOセカンダリー、あとはこれの繰り返しです。
最初だけ即金規制明けがありますが、あとは一緒です。
陽線引けしそうな引けで買い、逆指値で最低限の安全を取りつつ、GUしたら握力強く持ち続ける。
損は小さく、利はでっかく。
損を補う利確を狙っていきましょう。

株価が思惑通りGUして始まったと思ったら、すぐにヘたれる。
へたれたので逆指値に引っかかったと思ったらそのまま上を目指す。
逆指値をしていなければ。。。
そんなことも時にはありますが、IPOセカンダリーにおいては安全確保は大事です。
逆指値外すことが無いようお願いしておきます。

あと1回・2回でピンポイントでGUゲットなんて甘いですからね。
何度も陽線引けに繰り返し乗っかってやっと、波乗りキメられるときもあるぐらいですからね。
簡単に思いすぎないように。。。

&あそこで買ってあそこで売ってればって後になったら簡単に分かることも、リアルタイムでは途端に霧の中のようですよ?
そんな中たらればを引きずって波乗りキメる努力は別能力ですからね?
もっと楽に機械的にやりましょう。

最後に、IPOセカンダリーは値段がえらいことになっちゃいます。
その高値で買うことには抵抗があることでしょう。
ですがその恐怖に打ち勝った暁には、手っ取り早く妙味を味わえるのがIPOセカンダリーというものです。
今日の高値が明日の安値なんてことがザラにあるのがIPOセカンダリー。
躊躇せず、陽線引けで乗っかり、10営業日後 or 下り坂かなと思うまではトライし続けましょう。
10営業日をすぎるとボラが弱まるので終わりです。

それでは良いとーしらいふを!
最後までお読みいただきありがとうございました☆

コメント